モッピーラボ

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フリーターの実態に関する調査

2011年09月20日

  • ◆フリーター男子はモテない?!
  • ◆フリーター歴が浅い40代
  • ◆フリーターの82.2%が年収200万を下回る
  • ◆正社員願望がもっとも強いバブル世代

調査概要

・調査手法
: モバイルリサーチ
・調査地域
: 全国
・調査対象
: 15?49歳の男女のうち職業がアルバイト・パートのモニター(モッピーモニター)
・調査期間
: 2011/9/14?9/15
・有効回答数
: 955サンプル

調査結果概要

フリーター男子はモテない?!

アルバイト・パートで生計を立てているいわゆる「フリーター」に対してパートナーの有無について聞いたところ、男性の69.8%が配偶者・恋人のいない状況であることがわかった。雇用面や収入面で安定していないフリーター男性に未婚者が多いことは容易に想像がつくが、恋人の有無にも影響を与えている可能性が高いことが判明した。将来に対して不安を抱くような要素が多い現代では、女性が結婚相手だけではなく恋人に対しても「安定」を求めているのかもしれない。
また、年代別に比較すると40代の62.2%に配偶者・恋人がいないことがわかり、さらには10代よりも既婚率が低いという実態が明らかとなった。「おひとりさま」の老後を避けるためには、まずはフリーターから脱することが一番の近道なのかもしれない。

【性別】パートナーの有無 【年代別】パートナーの有無

フリーター歴が浅い40代

次にフリーター歴について聞いたところ、全体の45.3%が「3年以上」と回答し長期間に渡ってフリーターを続けていることがわかった。年代別に比較すると、年齢が上がるにつれてフリーター歴も長くなることは納得だが、特筆すべき点として40代の回答結果が挙げられる。フリーター歴が「3年以上」と回答した人は34.3%で20代(58.6%)・30代(69.3%)での割合よりも少なく、逆に「半年未満」(18.9%)・「半年?1年未満」(18.1%)・「1年?2年未満」(19.3%)については20?30代よりも多いという結果となった。40代のフリーターはわりと「最近」フリーターになった人が多いことがわかった。
この結果は、売り手市場時代に新卒入社した40代半ばの人々(いわゆるバブル世代)が最近になって不況の煽りを受けるなどして正規雇用から離れフリーターになったのではないかと予想できる。逆に「就職氷河期」に重なった20代・30代は、新卒での就職活動時に正規雇用として採用されず現在まで至る場合も多く、結果としてフリーター歴が長くなっているのかもしれない。

フリーター歴 【年代別】フリーター歴

フリーターの82.2%が年収200万を下回る

次に1ヶ月の収入について聞いたところ、「5万円未満」(11.0%)、「5?10万円」(42.3%)、「11?15万円」(28.9%)と全体の82.2%が月収15万円以下、つまり年収200万円以下ということが判明した。ただ、全体の75.5%が「実家暮らし(家族と同居)」という結果も出ているためフリーター自身にとっては困窮するほどのレベルではないのかもしれないが、両親の高齢化が進むのは確実で、日本社会としてはこのような状況にある人々への対策をとらない限り経済成長は見込めなさそうだ。

1ヶ月の収入 住居形態

正社員願望がもっとも強いバブル世代

次に今後希望する雇用形態について聞いたところ、もっとも多かったのは「正社員」(40.3%)、次いで「アルバイト・パート」(28.6%)、「雇用形態にはこだわらない」(25.0%)という結果となった。年代別に比較すると、40代では「正社員」を望む人が52.8%と半数以上にのぼるが、10代では「アルバイト・パート」(36.7%)と「正社員」(36.2%)がほぼ同じであった。この結果は、年齢的な問題だけではなく新卒時の雇用状況も背景にあると考えられる。「バブル世代」のフリーターは過去に正社員としての雇用を経験しているので、生活基盤の安定した正社員に一刻も早く戻りたいという強い思いがありそうだ。逆に「就職氷河期世代」のフリーターにとってはもともと「正社員」という壁が高かったため、雇用形態にこだわらないという考えが多いのかもしれない。

今後希望する雇用形態 【年代別】今後希望する雇用形態


調査項目

1.住居形態(SA)
2.パートナーの有無(SA)
3.血液型(SA)
4.職業(SA)
5.アルバイト・パート歴(SA)
6.アルバイト・パートの理由(MA)
7.アルバイトを辞める理由(MA)
8.給与の使い道(MA)
9.1ヶ月の収入(SA)
10.希望する勤務日数(SA)
11.希望する勤務時間帯(MA)
12.今後希望する雇用形態(SA)
13.現在の仕事の数(SA)

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