馬油の人気おすすめランキング10選|乾燥に効果的な使い方も一緒にご紹介
冬は湿度が下がり、特に乾燥が気になる季節ですよね。肌が粉を吹いてしまったり、カサカサになるたび、保湿クリームを探している人も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、乾燥肌の強い味方である「馬油」の人気ランキングを紹介!馬油の効果的な使い方や選び方なども一緒にまとめたため、選ぶときの参考にしてくださいね。
馬油とは?成分や効果について解説
馬油とはその名の通り、馬の腹部やたてがみ部分の皮下脂肪からとれる、天然の動物性油脂のことをいいます。成分としては、オレイン酸やリノール酸など、不飽和脂肪酸が多く含まれています。
人の皮脂の不飽和脂肪酸の割合が約60%~75%であるのに対し、馬油に含まれる不飽和脂肪酸の割合は約63%。このように人の皮脂と非常に似た油脂のため、人肌に使うと高い浸透力と保湿力が見込めるのです。
馬油の効果について
馬油の魅力は、主に保湿力が高く、肌を柔らかくなめらかな質感に導いてくれること。この秘密は主にエモリエント効果にあります。これは、乾燥などが原因で硬くなってしまった角質をやわらくしてくれる効果のことです。
馬油は人の脂肪組織と構造が似ていて、人の肌にとても馴染みやすいのが特徴。そのため肌表面からの水分の蒸発を抑えて、肌内部の潤いを維持するのにとても役立ちます。
また、フェイスクリームやヘアケアなど幅広い用途で使えるのも魅力のひとつ。無添加・無香料で天然のものも多く、肌が敏感な方や赤ちゃんの肌にも使える、肌に優しいアイテムです。
馬油の4つの選び方
ひとことで馬油と言っても、クリームやオイルなどいろんなタイプのものが出ていて、どれを使ったらいいのか迷ってしまいますよね。ここでは、馬油の4つの選び方について紹介します。
- 使い方でタイプを選ぶ
- 香りで選ぶ
- 精製工程で選ぶ
- 原産地で選ぶ
ひとつひとつ詳しくみていきましょう。
①使い方でタイプを選ぶ
馬油には「バームタイプ」と「クリームタイプ」、「オイルタイプ」の3つのタイプがあります。
使い方によって、おすすめしたいタイプが違ってくるのでそれぞれみていきましょう。
- 1つでマルチにつかえるバームタイプ
- 伸びがよく使いやすいクリームタイプ
- ヘアケアにも使いやすいオイルタイプ
① 1つでマルチにつかえる「バームタイプ」
よく乾燥しやすい箇所などスポット的な乾燥対策として使うなら、密着力が高くしっかり保湿してくれるバームタイプがおすすめです。
乾燥して皮膚が硬くなってしまっている箇所や、目元など皮膚の薄い箇所にも素早く馴染み、しっとりうるおいのある肌にしてくれます。
顔やボディにも使いやすく、トリートメントに混ぜてヘアケアもできるので、1個でマルチに活躍してくれます。
② 伸びがよく使いやすい「クリームタイプ」
スキンケアの1番最後に使うフェイスクリームとして利用したいなら、クリームタイプを選びましょう。
なめらかで伸びがいいので、顔全体に使ってもベタつきが少なく、使いやすいのでおすすめです。
さらっとした質感のアイテムも多く、ハンドケアやお風呂あがりのボディケアとして使うのもおすすめです。
③ヘアケアにも使いやすい「オイルタイプ」
ヘアオイルやクレンジングオイルとして馬油を使うなら、オイルタイプがおすすめです。毛穴の皮脂汚れを天然の成分で、優しく洗い流してくれます。
また馬油は水分保持力が高いので、化粧水の前のブースターオイルとして使うと、化粧水がぐんぐん入りスキンケアの効果を高めてくれます。
どのタイプにも共通して言えることですが、馬油は保湿力が非常に高いので、塗りすぎるとベタついてしまったり、毛穴詰まりなど肌トラブルを引き起こす場合もあります。
正しい量で正しく使い、馬油ケアでなめらか美肌を手に入れましょう!
②香りで選ぶ
スキンケアアイテムは、直接顔につけるので香りも重要ですよね。またお風呂上がりのスキンケアやボディケアは安らぎタイムとして、アイテムは香りで選ぶ方も多いと思います。
においが気になる人は、脱臭加工されたものや、アロマなどで香りつけされたアイテムを選ぶようにしましょう。馬油は動物由来の油なので、製造法によっては獣臭がする場合もあります。
パッケージに精製済みと記された商品も、油臭が抑えられているのでおすすめです。お店で実際にチェックするのが最善ですが、通販の場合は口コミなどを必ず確認しましょう。
③精製工程で選ぶ
品質にこだわるなら、精製過程で熱を加えてないものや空気に触れないように製造されているものを選ぶようにしましょう。おすすめは「真空蒸気精製」で製造されたもの。空気に触れない方法で作られているため、品質が落ちにくいですよ。
馬油は中性脂肪に属する油で、とても酸化しやすいのが特徴です。そのため熱や空気で劣化しやすく、品質が落ちてしまうことも。せっかく買った馬油がすぐに酸化して使えなくなったらガッカリしますよね。
精製方法はパッケージに記されてないことも多いので、気になる方はメーカーに直接問い合わせてみましょう。
④原産地をチェック
国内生産の馬油は、熊本県か北海道のものが多いです。広い土地でいい環境の中で育てられているので、より良質な馬油を採ることができます。
また日本は精製技術が進んでいるので、国内生産のものだとより安心して使うことができますよね。安全かどうか気になる方や品質を重視する方は、日本製のものを購入するのがおすすめです。
馬油おすすめ人気ランキング10選
ここでは口コミサイトなどでも人気が高い、馬油のおすすめ人気ランキング10選を紹介していきます。クリーム状で伸びがよく使いやすいものから、馬油100%の天然馬油まで幅広く解説しますよ。
それでは、順番にチェックしていきましょう。
①ソンバーユ「ソンバーユクリーム」

ソンバーユクリームは、ドラッグストアにもよく置いてある、知名度の高い馬油クリームです。お店で手軽に購入しやすいのが嬉しいですよね。
ソンバーユクリームは、50年培ってきた独自の真空蒸気精製法で馬油の獣臭を消してくれているので、ニオイに敏感な方でも使いやすいアイテムです。
馬油100%で無添加・無香料のため、赤ちゃんの肌にも使えます。ベタつかずとろけるようななめらかな質感で、スキンケアやボディケアにも使いやすいのが特徴。
また福岡県で仕入れから一貫して製造されているので、安心して使うことができます。
②リシャン「馬油スキンクリーム」

リシャンの馬油スキンクリームは、さくらの香りで馬油独特のニオイがしないので、香り重視の方におすすめ。
美容成分である北海道産の馬プラセンタエキスも配合されているので、保湿だけでなくエイジングケアできるのもポイントです。
良質な国産馬油を使用し、なめらかな質感で素早く浸透してくれます。ハンドにはもちろん、フェイシャルクリームとしても使うとしっとりした肌に。
アレルギーテスト済みの製品なので、敏感肌の方にもおすすめなアイテムです。
③ジュン・コスメティック「薬用馬油クリーム」

医薬部外品である、ジュン・コスメティックの薬用馬油クリーム。薬効成分の「β-グリチルレチン酸」が、肌荒れやひびなどの炎症を抑えてくれます。
また保湿力の高い尿素や、ローズマリーエキスなど植物由来の保湿成分を配合。たっぷりと保湿しながら、肌の炎症をおさえてくれる優秀なアイテムです。
消毒による手荒れや、乾燥による肌荒れ、マスクの摩擦で炎症を起こしてしまっている肌にもピッタリですね。
「部分水素馬油」という酸化しづらい馬油を使っているので、独特なニオイが抑えられ、品質も劣化しにくいのもポイント!
④ユウキ製薬「国産馬油100」

ユウキ製薬の国産馬油は、熊本産など上質な国産の馬油を100%使用!原料だけでなく、製造地も国内です。
メイドインジャパンにこだわって作られているので、安心して使うことができますね。また無香料・無添加、アレルギーテスト済みの製品なので、敏感肌の方や赤ちゃんの肌にも使える肌に優しいアイテムです。
原材料は馬油のみですが、不純物が残らないよう何度も精製されて作られているので、馬油独特のニオイも抑えられているのも嬉しいポイント。
⑤明色化粧品「リモイストクリーム〈リッチタイプ〉」

シリーズ累計出荷数が1,000万個を突破している、明色化粧品のリモイストクリーム。ロングセラーの秘密は、スクワラン配合でどんな乾燥肌でもしっとりを保てること。
乾燥しすぎて粉が吹いてしまっている肌や、カサカサになってしまった肌でも、浸透力が高いのでしっかりうるおいを与えてくれます。
素肌に素早く馴染みベタつかないので、フェイシャルクリームやハンドクリームとして使うのもおすすめです。
⑥北海道純馬油本舗「北海道純馬油」

北海道純馬油は、天然で良質な馬油100%で製造されています。無添加・無香料なので肌に優しく、赤ちゃんの肌や敏感肌の方にもおすすめのクリームです。
きめの細かいクリーム状で肌馴染みがよく、ベタつきません。
水分保湿を高めてくれるので、化粧水前の導入として使うと、スキンケアの効果を高めもっちりとした肌へと導いてくれます。
⑦横濱馬油商店「生馬油 こうね100%」

横濱馬油商店の生馬油は、こうね馬油100%!こうね馬油とは、一体の馬からほんのわずかしか採れない、馬のたてがみの下部分から採れる馬油のことをいいます。
シアバターや他の馬油に比べて融点が21度ととても低いのが特徴です。そのため肌にのせると体温で溶けて、素肌に馴染んでくれるので、ベタつかずさらっとした質感が人気。
肌の保湿クリームや、ボディケア、ヘアケアなど、マルチに使えるアイテムです。
⑧きた商会「ショウキリュウ馬油〈若馬の油〉」

ショウキリュウ馬油は、防腐剤や殺菌剤不使用なので、敏感肌の人でも使いやすいアイテムです。また天然ビタミンE配合で、酸化で劣化しにくいのも嬉しいですよね。
上質な馬油をしており、少量でもしっかり保湿してくれます。
スキンケアはもちろん、ボディケアやヘアケアもできるので、これ1つでマルチに活躍してくれます。
⑨北海道馬油「北海道 純馬油クリーム」

北海道純馬油クリームは、天然の馬油を100%使用。馬油100%でありながら、独自の抽出方法と製造技術で、馬油のイヤなニオイを抑えたアイテムなので、ニオイに敏感な方でも使いやすいのが特徴です。
国内だけでなく、海外にも愛用者が多い人気の高い馬油クリームです。また、無添加・無着色で肌に優しいのも嬉しいですよね。
ベタつきも抑えてあり、なめらかな質感なので、フェイスクリームやボディクリームとしてもおすすめ。
⑩エスティヒッツ「馬油ボディクリーム」

上品なさくらの香りがする、エスティヒッツの馬油ボディクリーム。
国産馬油に、水分保持力が高いスクワランとミネラルオイルが配合されているので、保湿力抜群なアイテムです。なめらかな質感で、肌にスッとなじむので使いやすいのが特徴です。
冬の手ごわい乾燥肌や、ひざやかかとなどの乾燥しやすいところも、しっとりうるおいのある肌へ導いてくれます。肌の水分を守ってくれるので、お風呂あがりのボディケアとしておすすめです。
馬油の効果的な3つの使い方と保存方法|マルチに使おう
つづいて、馬油のおすすめの使い方や保存方法について、詳しく紹介していきます。馬油は「スキンケア」、「ボディケア」、「ヘアケア」と1つでマルチに使うことができますよ。
- 馬油を使ったスキンケア
- 馬油を使ったボディケア
- 馬油を使ったヘアケア
- 馬油の保管方法と消費期限
それでは詳しくみていきましょう!
①馬油を使ったスキンケア
馬油をスキンケアとして使うなら、フェイスクリームとして使うのがおすすめです。
化粧水や美容液を塗り、肌に美容成分を閉じ込めるように、1番最後に馬油を塗りましょう。馬油は保湿力が非常に高いので、塗りすぎて肌トラブルにつながらないよう注意です。
また、馬油は化粧水前のブースターとして使うのもおすすめ!化粧水の水分をしっかり抱え込んで、みずみずしく美しいツヤ感のあるお肌にしてくれます。
ブースターとして使う場合は、ごく少量の馬油をうすく塗るようにしましょう。ほかにも、皮脂汚れを落としてくれるので、クレンジングとして使うのもおすすめです。
②馬油を使ったボディケア
ボディケアなら、お風呂あがりの乾燥対策として使えます。少しぬれたままの肌に馬油を塗ることで、馬油が水分を含みよりしっとりとして、乾燥から肌を守ってくれます。
特に乾燥しやすいひざやかかとは、バームタイプを刷り込むように塗ってみましょう。カサカサで硬くなった角質をやわらかくして、なめらか肌にしてくれます。
③馬油を使ったヘアケア
ヘアケアとして使うなら、お風呂上りのヘアオイルとして使うのもおすすめです。
タオルドライしたあとに毛先に少量の馬油を塗ると、薄い膜を張ってくれるので、ドライヤーの熱から髪を守ってくれます。髪をセットしたときのスタイリング剤として使うと、パサつきがなくなりウェット感がでるのでおすすめです。
また、いつものトリートメントに馬油を少し混ぜて塗り、ヘアパックするとつやつやでまとまる髪に。髪の水分が少なく、パサつきが気になる方に試してほしい使い方です。
④馬油の保管方法と消費期限
馬油は不飽和脂肪酸が多く、酸化しやすいので保管方法には十分気を付けましょう。
馬油は光と熱が苦手なので、直射日光の当たらない20℃前後の涼しい場所で保管がおすすめ。光や熱で酸化してしまうと、獣臭がきつくなったり変色してしまったりして、肌に使えなくなってしまいます。
夏場は室温で馬油が溶けてしまうので、冷蔵庫で保管するのもおすすめ。また馬油は空気に触れると酸化して劣化が始まるので、封をあけたら1年以内に使い切ることをおすすめします。
馬油で肌にうるおいを与えよう!
今回の記事では、おすすめの馬油アイテム10個についてご紹介いたしました。
馬油はスキンケアだけでなく、ボディケアやヘアケアとしても使え、1つ持っているだけでマルチに活躍してくれるアイテムであることが分かりましたね。
肌のバリア機能を低下させ、さまざまな肌トラブルの原因となる乾燥は、お肌の大敵です!自分の肌に合った馬油アイテムを使って、肌を乾燥から守りましょう。
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