石鹸シャンプーのおすすめ人気ランキング13選｜効果やデメリットも詳しく解説！
洗浄力が高く頭皮をさっぱり洗い上げる石鹸シャンプー。添加物が少なく、アレルギーがある方にもおすすめです。しかし「抜け毛が増えてハゲる」「髪がきしむ」といった噂もあり心配ですよね。
そこで本記事では、石鹸シャンプーの効果や選び方・おすすめ人気ランキングをご紹介。きしんだ髪を和らげるリンスや成分も解説しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
石鹸シャンプーの効果とは
石鹸シャンプーは、洗浄力が高いため脂性肌の方におすすめです。天然由来の成分かつ添加物の少ないシンプルな処方で、人だけではなく環境にも優しいのが特徴。しっかりと汚れを落とし、さっぱりと洗い上げてくれます。
石鹸シャンプーは石けん素地・カリ石けん素地が原料。天然の植物由来油脂で、一般的なシャンプーに比べると肌への刺激が少ないです。石鹸特有の使用感はありますが、使用し続けることで健やかな頭皮状態に導きます。
石鹸シャンプーの選び方5つ
ここからは、石鹸シャンプーの選び方を解説します。石鹸シャンプーの選ぶときは、以下の5つのポイントをチェックしておきましょう。シャンプーに配合される成分や石鹸の濃度をしっかりとチェックしてください。
- 髪の摩擦を軽減するなら泡タイプを選ぼう
- 石鹸の良さを感じるなら濃度の高いシャンプーを選ぼう
- 頭皮への優しさなら低刺激処方がおすすめ
- 頭皮や髪の乾燥対策には保湿成分をチェック
- 髪のきしみを和らげるならオイル成分をチェック
①髪の摩擦を軽減するなら泡タイプを選ぼう
弱アルカリ性の石鹸シャンプーの使用中は、キューティクルが開きやすくなるため摩擦を受けやすい状態。泡タイプの石鹸シャンプーであれば、泡がクッションとなり摩擦を軽減。
また、泡タイプのシャンプーは頭皮までしっかりと洗えます。泡の効果が最も高い状態ですぐに使用できるため、石鹸の効果も実感しやすいです。
②石鹸の良さを感じるなら濃度の高いシャンプーを選ぼう
石鹸シャンプーには、100％石けんの洗浄成分のタイプと、他の洗浄成分を配合したタイプがあります。石鹸の良さを感じたい場合は、石鹸の濃度の高い石鹸の洗浄成分100％のシャンプーがおすすめ。
アミノ酸やベタイン系の洗浄成分と混ぜて作られたシャンプーは、石鹸の良さを残しながら、髪をなめらかに洗い上げてくれます。
choiFULL美容ライター智子(45)のコメント
石鹸シャンプーは、石鹸独自の使用感があります。きしみが気になる方や使用感も重視したい方は、他の洗浄成分と混ざったタイプを使ってみましょう。
③頭皮への優しさなら低刺激処方がおすすめ
-
アルコール
-
合成香料
-
シリコン
頭皮への優しさを重視したい場合は、添加物の少ない低刺激処方のシャンプーがおすすめです。石鹸シャンプーの良さを生かした、添加物の少ないシンプルな処方のシャンプーを選びましょう。
アルコールや合成香料などの添加物は、頭皮に刺激を与えて肌トラブルを引き起こす可能性があります。フリー処方・無添加処方と謳っていても、商品によって配合されていない添加物が異なるため確認しておきましょう。
choiFULL美容ライター智子(45)のコメント
添加物の少ない石鹸シャンプーは、アレルギーやアトピーの方にも適した処方です。しかし、洗浄力が強いので注意して使いましょう。
④頭皮や髪の乾燥対策には保湿成分をチェック
-
セラミド
-
グリセリン
-
コラーゲン
セラミドやグリセリンなどの保湿成分を配合したシャンプーを使用して、頭皮や髪の乾燥を予防することが大切です。髪や頭皮が乾燥すると、抜け毛や切れ毛などが発生する可能性があります。
保湿成分で頭皮の水分量を高め、みずみずしく健康的な肌をキープしましょう。
choiFULL美容ライター智子(45)のコメント
脂性肌でも、保湿ケアは必要です。頭皮のべたつきや毛穴の汚れをしっかり落としながら、潤いもキープしましょう！
⑤髪のきしみを和らげるならオイル成分をチェック
-
スクワラン
-
ツバキオイル
-
オリーブ油
石鹸シャンプーのデメリットとして、髪がきしみやすいという点が挙げられます。髪のきしみとは、髪が傷んで指通りの悪い状態。髪が絡まり、指やブラシが通らずに絡んでしまう方も多いでしょう。
髪のきしみを和らげるためには、スクワランやツバキオイルなどのオイル成分が必要です。オイル成分を配合したシャンプーを使用すると、髪のきしみが軽減され、指通りの良い髪に導きます。
choiFULL美容ライター智子(45)のコメント
石鹸シャンプーでアルカリ性に傾いた髪は、弱酸性のリンスで中和しましょう！
石鹸シャンプーのおすすめ人気ランキング13選
ここからは、石鹸シャンプーのおすすめ人気ランキングを紹介します。下記の3点の選定項目から厳選した、おすすめの石鹸シャンプーです。
【ランキングの選定項目】
- 成分…石けん素地・カリ石けん素地や保湿成分配合商品をピックアップ
- 価格…4,000円以下の商品をピックアップ
- 利用者の口コミ評価…Amazon・楽天・Yahoo!の評価平均点4.0以上の商品をピックアップ。
MIYOSHI（ミヨシ）無添加 泡の石鹸シャンプー
MIYOSHI（ミヨシ）の「無添加 泡の石鹸シャンプー」は、しっとりまとまる髪をを目指す人におすすめです。保湿力に優れた「ヒマシ油」が、毛髪にハリとつやを与えます。
無添加処方なので、敏感肌の人にもおすすめです。ポンプから出てくるモチモチ泡は、摩擦ダメージを軽減します。
商品詳細表
ハーバー研究所スクワラン石鹸シャンプー ラベンダー
本製品は、なめらかな洗いあがりが期待できる石けんシャンプーです。
従来の石けんシャンプーは、洗い上がりがギシギシするケースも少なくありませんでした。しかし、ハーバー研究所のスクワランシャンプーは保湿成分としてスクワランを配合。それにより、指どおりのいい洗い上がりを得やすくなっています。
また、ラベンダーの香りも特徴の１つ。バスタイムのリラックス度を高めながらシャンプーができるかもしれません。
商品詳細表
エティーク シャンプーピンカリシャス 110g（固形）
エティークの「シャンプーピンカリシャス」は、うるおい・つや・ハリのある髪を目指せる石鹸です。「ココナッツオイルやカカオバター」などの保湿成分が、潤いと輝きを与えます。
水を使用せず成分を固める製法を採用しているため、美容成分がギュッと凝縮していることも特長です。溶けた成分は短時間で固まるので、石鹸自体が長持ちします。
商品詳細表
ZACC ボタニカルスカルプ シャンプー
ZACCの「ボタニカルスカルプ シャンプー」は、指通りのいい洗い上がりが特長です。不純物を限りなく取り除いた石鹸成分の力で、不要な汚れだけを洗浄します。
「アミノ酸」が乾燥・毛穴詰まり・結合のズレを防ぎ、くせの少ない髪へ。植物由来のスカルプケア成分の作用で、ハリ・つや・うるおいも与えます。
商品詳細表
Mマーク ローズマリーのアミノ酸せっけんシャンプー 洗い流すタイプ
Mマーク「ローズマリーのアミノ酸せっけんシャンプー」は、髪や地肌に優しい刺激を抑えたシャンプーです。刺激の少ないアミノ酸洗浄成分と、キメ細かい泡を作る石鹸素地を配合しています。
豊かな泡立ちで、汚れや余分な皮脂をしっかりキャッチ。低刺激ながら、髪と地肌をすっきりと洗い上げてくれます。
商品詳細表
arau.泡せっけんシャンプー
arau.の「泡せっけんシャンプー」は、ポンプから直接泡が出てくるアイテムです。最初からきめ細やかな泡を頭に乗せられるので、髪同士の摩擦を防げます。
「シソ葉エキスとカミツレ花エキス」が頭皮の炎症を抑えながら、地肌と髪にうるおいをプラス。植物性のコンディショニング成分も含むため、すすぎ後に髪がきしみません。
商品詳細表
松山油脂LEAF&BOTANICS リフレッシュシャンプー
松山油脂の「LEAF&BOTANICS リフレッシュシャンプー」は、豊かな泡立ちと植物性成分で洗い上げるアイテムです。「キラヤ樹皮エキスとムクロジエキス」を加えて、泡立ちをよくしています。
ノンシリコンなので、髪をフワっと仕上げたい人におすすめです。マイルドなベタイン系洗浄成分が、洗髪後の髪のきしみを抑えます。
商品詳細表
P.G.C.D.サボンモーヴ（固形シャンプー）
P.G.C.D.の「サボンモーヴ（固形シャンプー）」は、頭皮を徹底的にケアし、ボリューム・コシ・ハリを髪の毛に導きます。レッドクレイを含む濃密泡が、毛穴付近の汚れと皮脂をきちんと吸着するシャンプーです。
4種の美髪成分によって、頭皮や髪にうるおいも与えます。リンスやコンディショナーが不要なので、時短ケアしたい人におすすめです。
商品詳細表
CHINOSHIO男のシャンプー
CHINOSHIOの「男のシャンプー」は、これ1本で髪・顔・体を洗えるアイテムです。合成界面活性剤を使用しない液体せっけんが、臭いの原因となる酸化した皮脂をきちんと落とします。
泡切れがいいので、すすぎ後のぬるぬる感がありません。配合している「メントール」の作用で、爽快感も感じられます。
商品詳細表
パックスオリー石鹸シャンプー・泡タイプ
パックスオリーの「石鹸シャンプー・泡タイプ」は、地肌にこびりつく酸化した皮脂を、きちんと落とせるのが特長です。オリーブ由来の洗浄成分が、頭皮をケアしながら汚れと皮脂を落とします。
独自にブレンドした、植物由来のフレグランスを加えていることも魅力です。眠りにつくまで、温かみのあるいい匂いが髪に残ります。
商品詳細表
シャボン玉石けん パウダーせっけんシャンプー ボトル
シャボン玉石けんの「パウダーせっけんシャンプー ボトル」は、100%石ケン素地でできているアイテムです。添加物に配慮した処方で、髪だけではなく全身に使えます。
粉タイプなので、液だれしないのも魅力です。旅行先など持ち運ぶ時に安心ですね。
商品詳細表
シャボン玉石けんメンズシャボンソープシャンプー・泡タイプ
本製品は、頭皮・髪の毛にある必要な皮脂を残しつつ、不要な汚れを落とすことが期待できるシャンプー。
頭皮の皮脂を取りすぎないのがポイントです。洗浄成分が石けんの成分のみで、洗浄力が適度。そのため、必要な皮脂は残してくれる洗いあがりが期待できます。
シリコンや合成界面活性剤など無添加で、頭皮・髪の毛に負担がかかりにくい処方なのも特徴の1つ。また、泡タイプなので、摩擦を抑えながら洗髪が可能ですよ。
商品詳細表
MIYOSHI(ミヨシ) / 無添加 せっけんシャンプー
MIYOSHI(ミヨシ)の「無添加 せっけんシャンプー」は、こだわりの無添加で肌にやさしいシャンプーです。防腐剤や香料など、添加物を一切使用せず、「本当の無添加」を追求して環境保護も実現しています。
植物性石けんからできたシャンプーで、マイルドな洗浄力なため、必要以上に皮脂を落としません。髪と肌をいたわり、すっきりと洗い上げます。
商品詳細表
石鹸シャンプーの使い方
ここからは、石鹸シャンプーの使い方を解説します。石鹼シャンプーを使用するときは、以下の5つのポイントをチェックしておきましょう。
- 洗う前にブラッシングや予洗でホコリを取る
- 手で泡立てた泡で洗う
- 洗浄成分はしっかり洗い流す
- 洗髪後は直ぐに乾かす
洗う前にブラッシングや予洗でホコリを取る
石鹸シャンプーで髪を洗う前に、ブラッシングや予洗いで髪に付着した皮脂汚れやホコリを取り除きましょう。皮脂汚れやホコリを取り除くことで、シャンプーの泡立ちが良くなります。
また、熱すぎるお湯で予洗いすると、必要な皮脂まで落としてしまう可能性があるため注意が必要です。シャンプー前に予洗いする場合は、38℃前後のぬるま湯がおすすめです。
手で泡立てた泡で洗う
石鹸シャンプーで髪を洗うときは、手で泡立てた泡を使用しましょう。頭皮や髪で直接泡立ててしまうと、摩擦で髪が傷んでしまう可能性があります。パウダータイプは手では泡立てにくいため、泡立てネットの使用がおすすめです。
洗浄成分はしっかり洗い流す
シャンプーの洗浄成分は、しっかりと洗い流さなければなりません。洗浄成分が頭皮に残ると、フケなどの頭皮トラブルに繋がります。特に、石鹸カスが残らないように注意しましょう。
また、耳の後ろや髪の生え際は洗浄成分が残りやすいため、念入りにすすがなければなりません。毛穴に洗浄成分が詰まると、抜け毛や薄毛の原因にもなります。
洗髪後は直ぐに乾かす
シャンプー後は、すぐにドライヤーなどを使用して、しっかりと髪を乾かしましょう。髪を濡れたまま放置すると、菌が発生しやすい状態になります。
頭皮に菌が発生すると、頭皮トラブルを引き起こす可能性があるため注意が必要。また、濡れた状態の髪はキューティクルが開きデリケートな状態。ダメージを受けやすいため、しっかりと乾かしましょう。
石鹸シャンプーで頭皮をさっぱり洗い上げよう！
おすすめの石鹸シャンプーについて、詳しく解説しました。石鹼シャンプーはシンプルな処方のものが多く、人や環境に優しいといわれています。
石鹸シャンプーを選ぶ時は、配合されている成分だけではなく、石鹸の濃度も確認することが大切です。石鹸シャンプーで頭皮をさっぱりと洗い上げましょう。
参考文献：
・社団法人 日本毛髪構造機構研究会. 『髪のスペシャリストが教える髪の大事典: 傷んだ髪は復元できる!』 徳間書店, 2020.
・久光, 一誠. 『効果的な「組み合わせ」がわかる化粧品成分事典』. 池田書店, 2021.
・吉木, 伸子. 『美容皮膚科医が教える大人のヘアケア再入門』. 青春出版社, 2021.
・白野, 実, and かずのすけ. 『美肌成分事典』. 主婦の友社, 2019.
・亀田, 宗. (2019). シャンプーで肌は変わる: 『化粧品研究者が教える髪と肌のトラブル解決法』. 時事通信社.
よくある質問
-
①石鹸シャンプーを使った後、髪がきしむのはなぜですか？
弱アルカリ性の石鹸シャンプーを使用すると、髪がアルカリ性に傾きます。髪がアルカリ性になると、髪のキューティクルが開き、きしみを感じます。
-
②石鹸シャンプーのきしみは、改善できますか？
クエン酸などの弱酸性リンスで緩和させましょう。弱酸性リンスは、石鹸シャンプーを作っているメーカーでセットで販売していることが多いです。
-
③石鹸シャンプーは乾燥肌でも使えますか？
石鹸シャンプーは、洗浄成分が強く頭皮の油分を取り過ぎてしまうため、乾燥肌にはおすすめできません。
-
④石鹸シャンプーを使うと「はげる」「白髪が増える」という噂がありますが、本当ですか？
石鹸シャンプーは洗浄力が強いため、乾燥肌の方が使用すると必要な皮脂まで奪われてしまいます。頭皮環境が乱れると、抜け毛や白髪の発生につながります。
あなたにぴったりな商品をおすすめする商品比較サイト「チョイフル」の編集部です！
choiFULL美容ライター智子(45)のコメント
石鹸シャンプーは体も一緒に洗えるタイプが多いのも特徴。手早く済ませたい方におすすめですよ。