WordPressのレンタルサーバーおすすめ10選!選び方やインストール方法を徹底比較

この記事を読んでいるあなたは、

  • WordPressで使いやすいレンタルサーバーのおすすめを知りたい
  • レンタルサーバーをどのように選べばいいか知りたい
  • レンタルサーバーを契約してからWordPressをインストールするまでの手順を知りたい

上記のように考えているかもしれません。

今回は、そんなあなたに向けて「WordPressのレンタルサーバーのおすすめや選び方、インストール手順」などをお伝えしていきます。

目次

WordPressにおすすめのレンタルサーバー比較一覧表

WordPressにおすすめのレンタルサーバー比較一覧

WordPressにおすすめのレンタルサーバーを一覧にまとめました。

レンタルサーバー名特徴公式サイト
Xserver(エックスサーバー)
  • ほぼ全てのWordPressユーザーにおすすめできるレンタルサーバー
  • 初期費用が完全無料になり、コスパも良好に
Xserver(エックスサーバー)公式
ConoHa WING(コノハウイング)
  • サーバー処理速度が秒間417回と安定したスピードを誇る
  • 無料で独自ドメインが2つまで取得可能
ConoHa WING(コノハウイング)公式
シン・レンタルサーバー
  • WordPress特化型のレンタルサーバー
  • 処理速度の速さは業界トップクラス
シン・レンタルサーバー公式
mixhost(ミックスホスト)
  • 3項目の入力で簡単にWordPressの導入が可能
  • 登録後30日間の全額返金保証付き
mixhost(ミックスホスト)公式
ロリポップ!
  • コストパフォーマンスが優秀
  • 費用を抑えてWebサイトを運用したいWordPress初心者におすすめ
ロリポップ!公式
さくらのレンタルサーバ
  • 1996年から運営しているため老舗サービスで信頼性が高い
  • 14日間の無料お試し期間あり
さくらのレンタルサーバ公式
Winserver(ウィンサーバー)
  • Windowsサーバーのレンタル代行をする専門サービス
  • 月額480円から利用できるので、コスパも良い
Winserver(ウィンサーバー)公式
KAGOYA CLOUD VPS
  • WordPressと並行してサイボウズofficeの利用なども検討する企業におすすめ
  • 初月無料でWordPress専用サーバーのレンタルできる
KAGOYA CLOUD VPS公式
LittleServer(リトルサーバー)
  • 月額料金が150円と格安のレンタルサーバー
  • 20日間の無料期間あり
LittleServer(リトルサーバー)公式
お名前.comレンタルサーバー
  • ドメイン取得と同じタイミングでサーバー取得ができる
  • 電話サポートが24時間年中無休で利用可能
お名前.comレンタルサーバー公式

WordPressおすすめレンタルサーバーランキング10選

WordPressおすすめレンタルサーバーランキング

ここからは、WordPressにおすすめのレンタルサーバーを、ランキング形式で紹介します。

Xserver(エックスサーバー)

エックスサーバー

出典:https://www.xserver.ne.jp/

Xserver(エックスサーバー)とは、初心者から上級者までが利用できる大手レンタルサーバーの代表格です。

スペックやコストパフォーマンスなどの柔軟性も高く、ほかのサービスと比較すると高いパフォーマンスを誇っていると評判です。

ユーザーの状況に併せて、最適な形で運用ができる点と、WordPressクイックスタートが付与されているため、インストールも簡単です。

WordPressの立ち上げに時間をかけたくない人や、そもそもWordPressの立ち上げ方に不安を感じている人にはおすすめできるサービスといえます。

初期費用全プラン無料
月額料金
  • スタンダード:990円~
  • プレミアム:1,980円~
  • ビジネス:3,960円~
無料お試し期間全プラン10日間無料
ディスク容量
  • スタンダード:SSD300GB
  • プレミアム:SSD400GB
  • ビジネス:SSD500GB
転送量上限全プラン無制限
SSL化全プラン無料
サポート電話サポート/チャット:平日10時~18時
WordPress簡単インストール
公式サイトXserver(エックスサーバー)公式

ConoHa WING(コノハウイング)

コノハウィング

出典:https://www.conoha.jp/wing/

GMOインターネットが立ち上げたサービスで、サービスの高速性に強いアドバンテージを持っています。

「WordPressかんたんセットアップ」という機能を搭載しており、サイト立ち上げに余計な時間を要さない点もポイント。

ConoHa WING(コノハウイング)の管理画面も使いやすく、サーバー周りの操作に不安を覚える方にも安心できるサービスです。

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初期費用全プラン無料
月額料金
  • ベーシック:1,320円~
  • スタンダード:2,640円~
  • プレミアム:5,280円~
無料お試し期間
ディスク容量
  • ベーシック:SSD300GB
  • スタンダード:SSD400GB
  • プレミアム:SSD500GB
転送量上限全プラン無制限
SSL化無料
サポート電話サポート/チャット:平日10時~18時
WordPress簡単インストール
公式サイトConoHa WING(コノハウイング)公式

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シン・レンタルサーバー

シン・レンタルサーバー

出典:https://server.xfree.ne.jp/

シン・レンタルサーバーは、エックスサーバー株式会社が運営しているレンタルサーバーです。

エックスサーバーと比較するとさらに以下の点が強化されています。

  • サーバーの速度が上がった
  • サイト運営がおこないやすくなった
  • 自動バックアップ機能がついた

速度やセキュリティ面の強化が為されている点に注目したいところです。

一方でサーバーの使用上、サイトの複数運営には向かないデメリットもあるため、自身の状況に合わせて利用を検討すると良いでしょう。

初期費用全プラン無料
月額料金
  • ベーシック:770円~
  • スタンダード:1,540円~
  • プレミアム:3,080円~
  • ビジネス:6,160円~
無料お試し期間
ディスク容量
  • ベーシック:SSD300GB
  • スタンダード:SSD400GB
  • プレミアム:SSD500GB
  • ビジネス:SSD600GB
転送量上限全プラン無制限
SSL化全プラン無料
サポート電話サポート:平日10時~18時
WordPress簡単インストール
公式サイトシン・レンタルサーバー公式

mixhost(ミックスホスト)

ミックスホスト

出典:https://mixhost.jp/

mixhost(ミックスホスト)最大の特徴は大手レンタルサーバーの中では珍しい「アダルトサイト運営」が可能となっているサーバーとなります。

多くのレンタルサーバーがアダルトサイトの運営ができない構造になっていますが、このレンタルサーバーでは利用が認められているため、該当ジャンルを扱う運営者にとっては利用を検討すべきレンタルサーバーといえます。

そのほかにも、スペックの高いプランが最大36ヶ月半額で使えるため、コストパフォーマンスの高さも注目されています。

初期費用全プラン無料
月額料金
  • スタンダード:990円~
  • プレミアム:1,980円~(長期契約で初回半額)
  • ビジネス:3,960円~(長期契約で初回半額)
無料お試し期間
ディスク容量
  • スタンダード:SSD300GB
  • プレミアム:SSD400GB
  • ビジネス:SSD500GB
転送量上限全プラン無制限
SSL化全プラン無料
サポート
  • メール:問い合わせから3営業日以内の平日10時~18時に返信
  • WordPressサポート:プレミアム以上だとZoomサポート付
WordPress簡単インストール
公式サイトmixhost(ミックスホスト)公式

ロリポップ!

ロリポップ

出典:https://lolipop.jp/

ロリポップ!とは2003年からレンタルサーバーを運営しているサービスです。

なかでもポイントが「業界最安値級」であること。

プランによっては数百円レベルで展開されているものもあり、WordPressを普段使いできるレベルのものであっても月額550円程度で問題ありません。

大手レンタルサーバーサービスのなかでも破格の価格設定といえるため、できるだけコストを抑えたい人にとってはおすすめのサービスといえます。

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初期費用1,650円(ハイスピードプラン以上は無料)
月額料金
  • エコノミー:99円~
  • ライト:220円~
  • スタンダード:440円~
  • ハイスピード:550円~
  • エンタープライズ:2,200円~
無料お試し期間全プラン10日間無料
容量(ファイル、データベース、メールの合算値)
  • エコノミー:100GB
  • ライト:200GB
  • スタンダード:300GB
  • ハイスピード:400GB
  • エンタープライズ:1.2TB
転送量上限全プラン無制限
SSL化全プラン無料
サポート
  • チャット:平日9:30~13:00/14:00~17:30
  • 電話サポート:平日10時~18時(スタンダードプラン以上)
WordPress簡単インストール有(ライトプラン以上)
公式サイトロリポップ!公式

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さくらのレンタルサーバ

さくらのレンタルサーバ

出典:https://rs.sakura.ad.jp/

さくらのレンタルサーバとは、さくらインターネット株式会社が運営するレンタルサーバーです。

WordPressのクイックインストール機能もついており、スムーズな立ち上げを望む人にとってはおすすめのサービスといえます。

無料SSL証明書の利用もできる点など、セキュリティ面やSEO面でも好まれる仕組みも完備されており、基本的なものはひと通り揃っているオーソドックスなレンタルサーバーといえます。

初期費用無料(マネージドは49,500円~)
月額料金
  • ライト:128円~
  • スタンダード:425円~
  • プレミアム:900円~
  • ビジネス:2,122円~
  • ビジネスプロ:3,819円~
  • マネージド:11,880円~
無料お試し期間14日間(マネージドは不可)
ストレージ容量
  • ライト:100GB
  • スタンダード:300GB
  • プレミアム:400GB
  • ビジネス:600GB
  • ビジネスプロ:900GB
  • マネージド:HDD700GB・SSD360GB
転送量上限全プラン無制限
SSL化全プラン無料
サポート
  • チャット:平日10時~18時
  • 電話サポート:平日10時~18時(事前予約制)
WordPress簡単インストール有(スタンダード以上)
公式サイトさくらレンタルサーバ公式

Winserver(ウィンサーバー)

ウィンサーバー

出典:https://www.winserver.ne.jp/

Winserver(ウィンサーバー)とは、Microsoftが作ったOSを指し、WindowsのOSでサーバーを立ち上げられます。

WordPressのインストールも簡単にできる仕様が導入されている点もポイントです。

WindowsやMicrosoftの信頼性の高さもあり、初心者から好まれているサービスのひとつです。

初期費用
  • 2,200円
  • PRO2019/PRO+:4,400円
  • プレミアム:3,300円
月額料金WordPressプラン:480円~

■Windows Server2019

  • STARTER2019:990円~
  • EXPERT2019:2,750円~
  • PRO2019:4,180円~

■Windows Server2016

  • QUICK+:990円~
  • OPEN+:1,870円~
  • EXPERT+:2,750円~
  • PRO+:3,960円~

■Windows Server2012

  • スターター:990円~
  • コモン:1,870円~
  • ネイティブ:2,200円~
  • プレミアム:2,750円~
無料お試し期間全プラン14日間無料
容量WordPressプラン:Web容量20GB・メール容量1GB

■Windows Server2019

  • STARTER2019:Web容量10GB・メール容量5GB・DB容量10GB
  • EXPERT2019:Web容量20GB・メール容量20GB・DB容量20GB
  • PRO2019:Web容量200GB・メール容量20GB・DB容量30GB

■Windows Server2016

  • QUICK+:Web容量10GB・メール容量5GB・DB容量10GB
  • OPEN+:Web容量20GB・メール容量10GB・DB容量20GB
  • EXPERT+:Web容量30GB・メール容量20GB・DB容量20GB
  • PRO+:Web容量200GB・メール容量20GB・DB容量30GB

■Windows Server2012

  • スターター:Web容量10GB・メール容量1GB・DB容量10GB
  • コモン:Web容量20GB・メール容量2GB・DB容量20GB
  • ネイティブ:Web容量200GB・メール容量2GB・DB容量20GB
  • プレミアム:Web容量200GB・メール容量5GB・DB容量30GB
転送量上限全プラン無制限
SSL化5,500円(EXPERT2019/PRO2019/EXPERT+/PRO+は初年度無料)
サポート電話サポート:平日9:00~12:00/13:00~17:00
WordPress簡単インストール
公式サイトWinserver(ウィンサーバー)公式

KAGOYA CLOUD VPS

KAGOYACLOUDVPS

出典:https://www.kagoya.jp/cloud/vps/

KAGOYA CLOUD VPSは、カゴヤ・ジャパン株式会社が運営しているサービスです。

ビジネス利用を検討している人向けのVPSサーバーとなりますが、実はWordPressの立ち上げも容易ということで知られています。

また、課金形式も日額課金のため、短い期間からでも利用できる点がポイントです。

初期費用
  • WordPress専用サーバー:無料
  • 共有レンタルサーバー:3,300円(S12のみ無料)
月額料金■WordPress専用サーバー(全プラン初月無料)

  • グレード1:440円
  • グレード2:990円
  • グレード3:2,200円
  • グレード4:4,400円
  • グレード5:9,900円
  • グレード6:30,800円

■共有レンタルサーバー(全プラン初月無料)

  • S12:880円~
  • S22:1,760円~
  • S32:2,640円~
無料お試し期間共有レンタルサーバーのみ14日間無料
ディスク容量■WordPress専用サーバー

  • グレード1:SSD20GB
  • グレード2:SSD40GB
  • グレード3:SSD60GB
  • グレード4:SSD100GB
  • グレード5:SSD200GB
  • グレード6:SSD300GB

■共有レンタルサーバー

  • S12:SSD100GB
  • S22:SSD200GB
  • S32:SSD300GB
転送量上限
  • WordPress専用サーバー:1日200GB
  • 共有レンタルサーバー:無制限
SSL化上記プラン無料(メールサーバーなど他レンタルは有料の場合有)
サポート電話サポート:平日10時~17時
WordPress簡単インストール
公式サイトKAGOYA CLOUD VPS公式

LittleServer(リトルサーバー)

リトルサーバー

出典:https://lsv.jp/

LittleServer(リトルサーバー)とは2015年から運営が始まったサービスです。

ポイントは低コストで利用できる点となっており、ロリポップ!に負けないほどの高いコストパフォーマンスを誇っています。

WordPressの簡単インストール機能もついているため、手軽にWebサイトを作成したい人にもおすすめといえるでしょう。

初期費用1,012円
月額料金
  • ミニプラン:150円~
  • ワードプラン:195円~
  • リトルプラン:250円~
  • ビッグプラン:430円~
無料お試し期間20日間
ディスク容量
  • ミニプラン:SSD20GB
  • ワードプラン:SSD30GB
  • リトルプラン:SSD60GB
  • ビッグプラン:SSD120GB
転送量上限24時間あたり契約プランのディスク容量の1.5倍まで
SSL化全プラン無料
サポートメール:原則24時間以内に返信
WordPress簡単インストール
公式サイトLittleServer(リトルサーバー)公式

お名前.comレンタルサーバー

お名前.comレンタルサーバー

出典:https://www.onamae.com/server/

お名前.comレンタルサーバーとは、ドメインサービスで知られるお名前.comが運営しているレンタルサーバーです。

Xserver(エックスサーバー)と同等のコストパフォーマンスを誇っているため、お名前.comでドメインを取得したついでにレンタルサーバーの契約をする人も少なくないでしょう。

通信に関してはそこまで速くないという口コミもしばしば見かけるため、無料利用期間のうちにWordPressの速度状況を確認しておくと安心です。

初期費用無料
月額料金
  • 1ヶ月払い:1,430円
  • 6ヶ月払い:1,188円
  • 12ヶ月払い:1,078円
  • 24ヶ月払い:990円
  • 36か月払い:891円
無料お試し期間(初回割引)
  • 1ヶ月払い:3ヶ月間30%割引
  • 6ヶ月払い以上:申し込み月と翌月の月額料金が無料
ディスク容量SSD400GB
転送量上限無制限
SSL化無料
サポート電話サポート:24時間365日
WordPress簡単インストール
公式サイトお名前.comレンタルサーバー公式

WordPressのレンタルサーバーの選び方

WordPressのレンタルサーバーの選び方

WordPressで使うレンタルサーバーを探す際には、選び方を意識する必要があります。

誤ったレンタルサーバー選びをしてしまうと「思っていた機能が搭載されていなかった」「追加費用なども含めると高額だった」と、イメージとのギャップを感じてしまいます。

なかでも、以下ポイントについては正確に把握できるよう意識しましょう。

  • 月額料金、初期費用
  • WordPress簡単インストール機能があるか
  • セキュリティ対策がされているか
  • ページ表示速度はどうか

それぞれのポイントを、ここから詳細に解説していきます。

月額料金、初期費用

レンタルサーバーを選ぶ際には価格の良し悪しを基準として判断する方法がおすすめです。

WordPressを初めて利用する人であれば、相場としては月1,000円前後を基準として考えてみると良いでしょう。

スペックが良いものを選ぶ場合は月5,000円、あるいはそれ以上の価格のものになりますが、こういったプランは法人向けだったり、大量のファイルを格納する場合に利用するものです。

そのため、求める内容にとって、適正価格であるかは確認すべきでしょう。

WordPress簡単インストール機能があるか

サーバー選びの基準として「WordPress簡単インストール」という機能があるか否かで決めるのもおすすめです。

そもそもWordPressの開設は、サーバーとドメインを紐づける作業などが必要になるため、技術的なスキルが求められるものです。

そういった難しい工程を簡略化できる機能が備わっているか否かで選ぶことは、WordPress立ち上げ初心者にとってはおすすめといえます。

サービスによっては「WordPressクイックスタート」など、名称に細かな違いはありますが、短時間にWordPressの立ち上げができる仕様になっていれば問題ないでしょう。

セキュリティ対策がされているか

レンタルサーバーを選ぶ際には「セキュリティ」で選ぶこともおすすめです。

せっかく作り込んだWordPressでも、外部からの不正な侵入を受けることで、今まで積み重ねていったものが台無しになることも大いにある話です。

そのため、セキュリティ面の中でも以下要素を確認しておくことがおすすめです。

  • スパムやウイルス対策
  • SSL機能の搭載
  • WAFの導入状況

もちろんこれらの強度が強ければ強いほど、費用が高くなることもありますが、自身が運営するWordPressの内容に合わせて検討してみると良いでしょう。

ページ表示速度はどうか

ページ表示速度で選ぶ方法もおすすめです。

WordPressで商品を販売するときには、ページ表示速度が速いことがCVR、つまり購入率向上につながるケースも大いにあります。

そのため、たとえば「ネット回線が混雑する時間帯(夜21時ごろや午前8時など)」にサーバーがスムーズに機能するか否かは極めて重要です。

この時間帯でも安定して稼働しているのであれば、表示速度は問題ないと判断できます。

また、Xserver(エックスサーバー)などでは表示速度を高める仕組みが搭載されています。

このような、サーバー内で表示速度を上げる取り組みとして何をおこなっているかを確認しておくのも、判断材料のひとつになりえるでしょう。

レンタルサーバーとは

レンタルサーバーとは

レンタルサーバーの概要について解説していきます。

  • レンタルサーバーの役割
  • レンタルサーバーの種類

これらの軸から、レンタルサーバーが持ちうる特性を、正しく理解していきましょう。

レンタルサーバーの役割

そもそもレンタルサーバーとは、Webサービスを立ち上げる際にユーザーにサーバーを貸し出すサービスです。

サーバー自体は自作することもできるのですが、技術的な知識がなければ時間もかかりますし、スキルがなければそもそも正確に構築できません。

このような労力を解消するためにレンタルサーバーは存在しています。

今ではWordPressを使ってブログを作ったり、ホームページを立ち上げる人も増えてきました。

そういった「技術的な知識はなくても、自分だけのWebサイトを作りたい」といった人に向けて用意されたサービスがレンタルサーバーなのです。

レンタルサーバーの種類

レンタルサーバーを大きく分けて3つに分類すると、以下のようになります。

  • 共有サーバー
  • 専用サーバー
  • 仮想サーバー(VPSなど)

共有サーバーは1つの大きなサーバーを複数のユーザーが共同で利用するものとなります。

そのため、安価に利用できる反面、複数ユーザーで利用することから、通信の安定性をみるよほかの形態に軍配が上がることもあります。

専用サーバーは、1人のユーザーが1つのサーバー利用するものです。

こちらは共有サーバーと対照的に、通信の安定性は担保されるものの、価格が高い傾向にあります。

仮想サーバーは1人のユーザーに割り当てられたサーバーをインターネット上に構築するもので、価格と安定性のバランスの取れた形態と考えられています。

レンタルサーバーへのWordPressの導入・インストール方法

WordPressの導入・インストール方法

ここからは、レンタルサーバーでWordPressを使うためのインストール方法を解説していきます。

  • 申し込み
  • 管理画面へのログイン
  • インストールを実行
  • 実行内容の確認

これら4つのステップを解説していきます。

レンタルサーバーを選んで、申し込む

希望するレンタルサーバーと契約し、サーバーのライセンスを取得します。

独自ドメインを取得している人は、そのドメインも用意しておきましょう。

もしドメインの取得がまだであれば、このタイミングでドメインの取得もしておく必要があります。

予算が少ない場合は、Xserver(エックスサーバー)などのレンタルサーバーによっては、期間限定でドメインのプレゼントなどもあるため、そういったサービスを利用しつつ、サーバーとドメインを使える状態にしておきましょう。

レンタルサーバーの管理画面にログイン

必要な準備が完了したら、レンタルサーバーの管理画面にログインしましょう。

IDやパスワードなどがわからない状態であれば、サポートに問い合わせつつ、管理画面にアクセスできる状態にしましょう。

WordPress簡単インストールを実行

今回紹介しているレンタルサーバーであれば、ほぼすべてが「WordPress簡単インストール設定」が搭載されているので、この機能を使いながらインストールしていきます。

ネームサーバーとドメインの紐付けさえできれば難しい作業はないため、10分〜15分ほどあればインストールは完了できるでしょう。

インストールされたことを確認する

インストールが完了したら、WordPressのログインページで正しくログインできているか確認します。

インストール直後は、まだページ上に反映されていないこともあるので、30分〜長くて半日ほど待機すればログインページは表示されます。

もしそれ以上待機しても反映がされない場合は、一度各レンタルサーバーのサポートに問い合わせてみるとよいでしょう。

レンタルサーバーに関してよくある質問

WordPressのレンタルサーバーに関するよくある質問

ここからはレンタルサーバーに関してよくある質問について、回答していきます。

初心者向けのレンタルサーバーは何か

初心者向けのレンタルサーバーは、大きく分けて以下が挙げられます。

  • Xserver(エックスサーバー)
  • ConoHa WING(コノハウイング)
  • ロリポップ!

これらはすべて、WordPress簡単インストール機能がついているだけでなく、ページの高速化などにも行き届いています。

また、ユーザー数も多いことから、さまざまなユーザーが情報を発信しており「検索すれば悩みに答えてくれる記事が数多くある」という点もポイント。

サポート体制の評判も良いため、右も左もわからない初心者にはおすすめといえます。

独自ドメインが無料で使えるレンタルサーバーは何か

独自ドメインが無料で使えるレンタルサーバーの代表格は以下の通りです。

  • Xserver(エックスサーバー)
  • ConoHa WING(コノハウイング)
  • mixhost(ミックスホスト)

これらのサーバーであれば、独自ドメイン永久無料特典があるためおすすめです。

無料で使えるレンタルサーバーは何か

無料で利用できるレンタルサーバーとしては、以下のものが挙げられます。

  • XFREE
  • sterseverFree
  • XREA

ただし、無料のレンタルサーバーは無料な反面、相応のデメリットがある場合もあるため注意が必要です。

たとえば「サイト内に広告が表示される」といった内容や、そもそもの容量が少ないなどは大いにありえることなので、デメリットも考慮したうえで利用を検討しましょう。

ダッシュボードにログインできない場合はどうすべきか

ダッシュボードにログインできない場合に考えられる要因は複数あります。

  • IDとパスワードを間違えていないか
  • そもそもサイトが表示されないのか

上記のような形が一般的です。

この中で、パスワードが間違えていた(あるいは忘れてしまった)といった場合であれば「パスワードの再設定」をすれば問題ありませんが、それ以外の要因であれば、PHPやMySQLなどの調整が必要になる可能性もあります。

細かな作業に自信がない場合は、その旨を契約サーバーのサポートに相談してみることで問題が早期に解決されることも多いです。

レンタルサーバーのサポートをうまく使いながら、問題改善に繋げていきましょう。

レンタルサーバーに出てくる専門用語集

レンタルサーバーの専門用語集

ここからは、レンタルサーバーに出てくる専門用語集について解説していきます。

「なんとなく知っている」といった状態のままだと、それが原因でトラブルが起きる可能性も無くはありません。

これから紹介する単語の意味を正しく理解し、サイト運営につなげていきましょう。

SSL

SSLとはSecure Sockets Layerと呼ばれる通信を暗号化する仕組みです。

SSL設定が為されていないと通信が暗号化されていないことになり、セキュリティ上危険となります。

ドメイン

ドメインとは、インターネット上にある「住所」を指し、該当するWebサイトがどこにあるのかを指し示すものとなります。

実際はサイトのありかを示すものはIPアドレスなのですが、これは「000.◯◯◯◯…」といった形で数値化されたものとなります。

これを読みやすくしたものが「ドメイン名」となり、私たちがWebサイトにアクセスする際に必要になるものとなります。

PHP

PHPはプログラミング言語のひとつです。

この言語はWebページを作る際に必要なサーバーサイド言語となっています。

MySQLをはじめとしたデータベースでの連携が簡単にできるため、多くのエンジニアに重宝されている言語となります。

サーバー

サーバーとは、情報を保管する場所、情報処理をするものとして知られています。
WordPressを運営する際には「サーバー」と「ドメイン」が必要になりますが、

  • サーバー:土地
  • ドメイン:住所

として示されることが多いです。

WordPressユーザーにとっては「コンテンツを格納する場所」として覚えておくとイメージしやすいでしょう。

ネームサーバー

ネームサーバーとはDNSサーバーとも呼ばれ、IPアドレスとドメインを紐づけ、変換させるサーバーを指します。

数値として表されているIPアドレスをドメインとしてわかりやすく表現させるために必要なものとなります。

データベース

端的に言うと「整理されたデータが集まったもの」という意味です。

ユーザーの氏名であれば氏名ごと、住所であれば住所ごとに分類できるものがデータベースとなります。

WordPressでもユーザー名やメールアドレスなど、数多くの情報を格納しています。

それらを正確に格納している場所がデータベースと考えるとイメージしやすいでしょう。

WordPressにおすすめのレンタルサーバーまとめ

WordPressにおすすめのレンタルサーバーまとめ

今回は、WordPress向けのおすすめレンタルサーバーをお伝えしました。

WordPressに適したレンタルサーバーは、以下のような基準で探していくと、自分にあったものを見つけやすくなります。

  • WordPressの立ち上げが容易にできるか
  • サポートの質は問題ないか
  • WordPressと相性の良い機能が含まれているか

上記の側面から特徴や性質を掴みながら、自分にとって最適なレンタルサーバーを見つけだしていきましょう。