70代向けシャンプーのおすすめ人気ランキング20選|悩みに合ったシャンプーの選び方を解説
70代になると、なかなかシャンプーを替えるのにも勇気がいりますよね。
70代におすすめのシャンプーは、洗浄力と配合成分を比較することが大切です。
70代の髪の毛の悩み TOP5
70代になると髪の毛の状態が以前とは変わり、悩みが多くなることも。ここでは、70代に多い髪の毛の悩みTOP5を紹介します。
- ハリコシがなくなる
- 白髪が増える
- うねり
- 痛み・パサツキ
- 抜け毛
シャンプー選びで困らないためにも、悩みの内容を確認し自分の髪の毛の悩みを明確にしておきましょう。プレゼント用であれば、送る相手の悩みを聞き出しておくのがおすすめです。
①ハリコシがなくなる
年齢を重ねていくと髪の毛の太さや水分量が少なくなり髪の毛のハリコシがなくなっていきます。栄養の吸収率が悪くなり、髪の毛に十分栄養が行き届かなくなるからです。
ハリとコシがなくなると、髪の毛にボリュームが出なくなりペタンとしやすかったり、思ったようにスタイリングできなかったりすることも増えるでしょう。
②白髪が増える
60代から70歳になると、1ヶ月に1回のカラーリングでも、2~3週間で分け目から白髪が目立ち始めることも。髪の毛が真っ黒の方が珍しいくらい、多くの方が白髪に悩んでいます。
白髪は特に生え際やもみあげに出やすいので、鏡を見る度にがっかりしてしまうことも少なくありません。
③うねり
「年齢とともにくせ毛になった」と感じている人も多いはず。これは、毛穴の老化が関係しています。老化により毛穴がたるみ、今までまっすぐだった髪の毛が曲がって生えてくることがあります。
さらに、70代の髪の毛は水分バランスが悪くなり、髪の毛のうねりや広がりにつながっていきます。
④痛み・パサツキ
ただでさえ水分量の少ない髪の毛に毎月カラーニングを繰り返しているとダメージが蓄積されていきます。いつの間にかパサツキやすくなり、まとまりが悪くなることも。
髪の毛はパサパサの艶がない状態では「お疲れ感」が出て、より老けた印象になってしまいます。
また、痛んだ髪は引っかかる原因にもなりますよ。
⑤抜け毛
70代女性の分け目が透けて見えたり、ボリュームがなくなったりする抜け毛の悩みは、更年期障害による女性ホルモンの減少が原因の一つです。年齢を重ねる度に減少していくため、自分ではどうすることもできません。
60代、70代ともなると、薄毛や抜け毛を諦めかけている人も多いのが現状です。
70代の失敗しないシャンプーの選び方4つ
70代がシャンプーを選ぶときは洗浄力や保湿成分など以下のポイントに注意しましょう。
詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
①洗浄力の強すぎないシャンプーを選ぶ
洗浄力が強すぎるシャンプーを使っていると、 髪の毛の余分な油分まで落としてしまいます。 乾燥やダメージを招く原因になるので要注意です。
潤いを保ちつつ髪の毛の汚れを落としたいのであれば、洗浄力の優しいアミノ酸系やベタイン系のシャンプーを選びましょう。
アミノ酸系|程よい洗浄力であらゆる人が使いやすい
アミノ酸系のシャンプーはアミノ酸系洗浄成分を配合したもの。優しい洗い上がりで保湿力の高いシャンプーです。購入する際は、以下のような表示があるものを選びましょう。
- ココイル〇〇~
- ラウロイル〇〇~
頭皮に負担が少なく幅広い方に使いやすいシャンプーといえます。ヘアカラーの持ちが良くなるのもうれしいポイントです。
アミノ酸系のシャンプーは、ドラッグストアでもたくさん取り扱いがあるのでチェックしてみましょう。
ベタイン系|マイルドな洗浄力で乾燥が気になる人向け
ベビー用品に使われるほど洗浄力がマイルドなのがベタイン系シャンプー。頭皮の乾燥が気になる人は、以下のベタイン系洗浄成分が配合されたものがおすすめです。
- コカミドプロピルベタイン
- ラウラミドプロピルベタイン
- ラウリルベタイン
髪や頭皮の潤いを優先させたい人は、ベタイン系のシャンプーを検討しましょう。
福永 もものコメント
タウリン系と呼ばれる優しい洗浄力のものがありますが、場合によってはアミノ酸系に分類されます。
②まとまり重視なら保湿成分が入ったシャンプーを選ぶ
年齢による髪の毛のうねりやパサつきが気になる髪には、キューティクルをケアする成分や保湿成分が入っているものを選びましょう。具体的には以下の様なものです。
- 加水分解ケラチン(羊毛)
- 加水分解卵白
- 加水分解コンキオリン
- ポリクオタニウム-22
- ゼイン
保湿成分で髪の毛に潤いを補うことで、まとまりやツヤ感がアップし若々しい印象に近づきます。若々しい印象を求める方はぜひチェックしてみてください。
福永 もものコメント
シャンプーはあくまで汚れを洗い流すためのもの。まとまり重視ならトリートメントにもこだわりましょう。
③ふんわり感を求めるならノンシリコンやハリコシ成分を選ぶ
ノンシリコンを選べば、頭皮をすっきり洗ってくれるので、軽い仕上がりに。さらにハリ・コシ成分配合のシャンプーを選べば、髪の毛が立ち上がりやすくなりペタンとしてボリュームが出なかった髪の毛もふんわりしやすいですよ。
ハリコシに効果的な成分は以下の2つが代表的です。
- ゼイン
- 加水分解コンキオリン
軽い仕上がりのシャンプーはベタつきにくくボリュームが出やすくなります。薄毛に悩む人強い味方です。
福永 もものコメント
ノンシリコンを見極めるときは、「ノンシリコン」表記のあるものもしくは、ジメチコン ・シクロメチコン・メチコンのような「〇〇コン」の成分が入っていないことを確認しましょう。
④白髪や抜け毛は抗酸化・血行促進が期待できる成分に注目
白髪や抜け毛を本気でケアしたいのであれば、洗浄力以外にも以下のような抗酸化・血行促進が期待できる成分に着目するのがおすすめです。
- オタネニンジン根エキス
- アカヤジオウ根エキス
- センプリエキス
- ビワ葉エキス
- ヘマチン
- アシタバ葉/茎エキス
肌の老化防止に役立つシャンプーは、60代・70代になったら1つはもっておきたいアイテム。乾燥やかゆみが気になる人はぜひ取り入れてみてください。
福永 もものコメント
頭皮の血行促進は頭皮の乾燥防止やターンオーバーの正常化にも力を貸してくれます。
70代向けシャンプーのおすすめ人気ランキング20選|市販・ドラッグストア編
ここからは最新版の70代向けのおすすめシャンプーランキング20選を紹介します。ドラッグストアで変えるものばかり!
今回はおすすめのシャンプーを、下記3点で比較しました。
▼ランキングの選定項目と基準
- 成分…保湿成分や毛髪補修成分が充実しているもの
- 使用感…洗いあがりがすっきりとしていて高評価のもの
- 口コミ…アットコスメ・Amazon・楽天・YahooなどのECサイトで口コミ件数が高評価の商品をピックアップ
プリュスオー|メロウシャンプー
ボタニスト|ボタニカルシャンプーダメージケア
YOLU|リラックスナイトリペアシャンプー
ネクサス|ネクサスインテンスダメージリペアシャンプー
ウルリス|ウォーターコンクモイストシャンプー
いち髪|THEPREMIUMシャイニーモイスト
アンドハニーメルティ|モイストリペアシャンプー1.0
プリュスオー|メルティシャンプー
ディアボーテ|オイルインシャンプースムース&リペア
ハル|kurokamiスカルプ
F.プロテクト|ベーシックシャンプー
エッセンシャルザビューティ|バリアシャンプー
エイトザタラソ|クレンジングリペア&モイスト美容液シャンプー
ネクサス|ネクサス スムースアンドマネージャブル シャンプー
ウルミー|モイストプロテイン シャンプー
無印良品|敏感肌用シャンプー
ルベル|イオセラムクレンジング
スカルプD ボーテ|女性用シャンプー ボリューム
ベルタ|スカルプシャンプー
セラティス|ナイトリペア
【美容師直伝】シャンプーの方法と注意点を5ステップで解説
おすすめのシャンプー方法を以下の5つのステップに分けて解説します。
お気に入りのシャンプーを見つけたところで、シャンプーの方法がいまいちだと満足な洗い上がりにはなりません。この機会にぜひ正しいシャンプー方法を知っておきましょう。
①お湯で70%の汚れを落とせる
シャンプーの前に行う予洗いは、約38度のお湯で1分以上洗い流すのがポイントです。この工程を行うだけで、髪の毛や頭皮についた皮脂汚れや外で付いた汚れをあらかた落とせます。
汚れが落ちていないと、シャンプーの泡立ちが悪くなり汚れが溜まってベタつきの原因になるので注意してください。
②シャンプーは優しく泡立てて
シャンプーがもこもこになるまで手の平を使って泡立てましょう。うまく泡立てるコツは、予洗いで髪の毛に残ったお湯が温かいうちに泡立てること。
シャンプーの泡が少ないと髪の毛と髪の毛が擦れて摩擦を起こすこともあります。頭皮や髪の毛のダメージにつながるので注意してください。
③すすぎは丁寧に!洗い残しに注意して
シャンプーをすすぐときも、ヌルヌル感がなくなるまで丁寧にすすぎましょう。
シャンプーの洗い残しは髪の毛がベタつく原因になります。ベタつきを放置するとフケや炎症を引き起こすこともあるので要注意です。
特に襟足は髪の毛が密集していて泡が残りやすい部位。さらに、耳の周りも複雑な形で泡が溜まりやすいので念入りに洗ってください。
④トリートメントは耳から下でOK
トリートメントは毛先からつけはじめ、耳から下の部分を目安に塗るのがおすすめです。
しっとり感を求めすぎてトリートメントを根本から付けてしまうと、皮脂と混ざって頭皮がベタつく原因になります。頭皮が汚れているとかゆくなることもあるので、しっかり洗い流しましょう。
⑤完全ドライ後ブラッシングでふんわり
髪の毛を濡れたままにしておくと雑菌が繁殖して匂いやかゆみを引き起こすことがあります。ドライヤーの際は、髪の毛に湿り気がなくなるまでしっかり乾かすのがポイント。
ドライヤー後で完全に髪の毛を乾かしたら、豚やイノシシなどの動物の毛を使ったブラシでブラッシングしましょう。髪の毛の立ち上がりがよくなりツヤ感アップにつながります。
70代におすすめのシャンプーで髪や頭皮をいたわろう
今回は、70代におすすめのシャンプーランキング20選を紹介しました。70代の悩みをカバーするシャンプーを選ぶには、悩みを把握した上で適切なアイテムを選ぶことが大切です。
この記事を参考に、ぜひ前向きに新しいシャンプーを選んでみましょう。
参考文献:
・社団法人 日本毛髪構造機構研究会. 『髪のスペシャリストが教える髪の大事典: 傷んだ髪は復元できる!』 徳間書店, 2020.
・吉木, 伸子. 『美容皮膚科医が教える大人のヘアケア再入門』. 青春出版社, 2021.
・花王株式会社,繊維応用技術研究会『ヘアケアってなに?―美しい髪・健康な髪へのアプローチ (技術シリーズ)』(ファイバージャパン)
・化粧品成分ジャーナル. 化粧品成分オンライン. Accessed 20 June 2023.
よくある質問
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60代と70代ではシャンプーを変えた方はいいですか?
年齢でシャンプーを変えるというよりは、髪の毛た頭皮の情愛に合わせてシャンプーを変えるのがおすすめです。乾燥しているときは保湿成分が入ったもの、ボリュームがないときはハリコシ成分が入ったものなど使い分けるようにしてみてください。
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シャンプーを変えれば薄毛は治りますか?
シャンプーだけで薄毛が治ることはありません。しかし、シャンプーは頭皮の環境を整える需要な役割があります。肌トラブルによって薄毛になるケースもあるので、シャンプーは自分に合ったものを使うことが大切です。
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70代の人にシャンプーをプレゼントするときの注意点はありますか?
70代になると、普段から使っているこだわりのシャンプーがあるかもしれません。使い慣れないシャンプーは贈っても使われない可能性があることには注意が必要です。普段から相手の悩みがあるか探っておきましょう。

福永 もものコメント
まずは、髪の毛や地肌の悩みをピックアップしておきましょう。