貧困のない、誰もが活き活きと生きられる社会を創る

グラミン日本は、「貧困のない、誰もが活き活きと生きられる社会を創る」というミッションのもと設立された団体で、「今の生活を安定させる手助けをすること」そして、「将来を見据えた企業、就労による自立を支援すること」の両軸から、支援が必要な方へ手を差し伸べています。
具体的には、「2023年までに、困窮するひとり親および若者1,000人を2つの支援策(起業支援、就労支援)を通じて、年収300万円以上稼げるようにすること、うち女性比率が50%以上であること」という目標を掲げています。
そのために私達が行っていることは主に２つです。
①マイクロファイナンス
貧困や生活困窮の状態にある方々に低利・無担保で少額の融資を行い、起業や就労による自立を支援する「マイクロファイナンス」を主事業としています。
5人一組の互助グループを形成し、資金面での支援のほか、包摂・包括的なネットワーク形成し、金融教育を行うことが主な活動内容です。
②事業協創（ソーシャルビジネス）
グラミンの理念に賛同し支援してくださる企業や団体と連携し、生活困窮者への経済的自立支援などを目的とした事業を協創しています。

SDGsの目標1「貧困をなくそう」はまさにグラミン日本の「貧困のない、誰もが活き活きと生きられる社会を創る」という理念と対応しています。
グラミン日本は、生活困窮状態におちいる恐れのある貧困状態にある女性の自立支援を行うことで、女性の貧困率の減少に貢献しています。

貧困の原因として、
「不健康により、当事者・介護者の仕事を妨げる」
「とくにシングル・マザーや介護離職した女性等が孤立したり就労機会が限定される」
「年齢、性別、障害、人種等で職業選択の自由が制限される」
ことなどが挙げられます。
グラミン日本ではこうした貧困の原因となる要因を排除し、以下のSDGs目標の達成に貢献できるものと考えています。
SDGs目標3「すべての人に健康と福祉を」
SDGs目標4「ジェンダー平等を実現しよう」
SDGs目標10「人や国の不平等をなくそう」

貧困の解決には、上述した原因の解決とともに、貧困による影響を低減させることも必要になります。
貧困による影響とは、
「親の貧困が、子どもの教育機会減少や貧困を招く」
「都市貧困の集中地域は災害に脆弱である」
などがあり、こうしたの影響を排除することは以下のSDGs目標の達成につながります。
SDGs目標4「質の高い教育をみんなに」
SDGs目標11「住み続けられるまちづくりを」

グラミン日本では、通常の融資へのアクセスが困難な女性に対して少額融資を提供し、さらに女性に特化したジョブ・マッチングのプラットフォームを提供するなどの取り組みを行っています。            
このように貧困の原因や影響にアプローチすることを通じて、今後もSDGsの目標1をはじめとして、関連するSDGsの諸目標の達成に取り組んでいきます。

※ 上記記載以外にも活動内容から弊社が該当すると判断した目標項目を追加している場合があります。

シングルマザーやワーキングプアの方々が、経済的に自立するのを支援する「グラミン日本の活動（ワークショップの運営や、被支援者向けトレーニングの実施など）」や支援が必要な方への「融資原資」のために活用いたします。

新型コロナの影響により、若者やひとり親を始め多くの方々が職を失い、苦しんでいます。
グラミン日本は「わたしたちの未来への先行投資」をスローガンに掲げ、多くの企業、個人のボランティア・プロボノの専門家などのご支援を受けて、この苦しい場面だからこそ、踏ん張って立ち上がり、チャレンジしようとする方々を全力で応援していきます。
そして、「明日は我が身かもしれない」という世の中であっても、安心してチャレンジできるような、そんなやさしい世の中を目指して、グラミン日本はこれからも活動を全力で推進して参ります。
「貧困のない、誰もが活き活きと生きられる社会を創る」ことに向けて、ともに歩んでいきませんか。
どうかご支援をお願いいたします。


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